働く意味とは?~あなたにとって「働く」とはなんですか?~
目次
▲「働くって、しんどいな…」
「何故自分は働かなきゃいけないんだろう?」
「そもそも、働く意味ってあるのかな…?」
こう感じたことがある方も、きっと少なくないと思います。
特に、心の不調や障害を抱えている方にとって、「働くこと」は時にプレッシャーや不安とセットになってしまいがちです。
でも、ちょっと立ち止まって考えてみると、「働く意味」は人によって様々で、答えは一つじゃないことが分かってきます。
今回は、「働く意味ってなんだろう?」をテーマに、易しく一緒に考えて行きましょう。
「働くって、なんのため?」
最初に思い浮かぶのは、やっぱり「生活のため」「お金を稼ぐため」ではないでしょうか。
たしかに、家賃や食費、病院代など、生活していくにはお金が必要です。働くことは、そのための手段でもあります。
でも、よくよく考えてみると「お金のためだけ」と言い切れるでしょうか?
例えば、こんな場面を想像してみてください。
- 「ありがとう」とお客さまに言われたとき
- チームの一員として、誰かと一緒に目標を達成できたとき
- 前よりうまくできるようになって、自分に自信が持てたとき
こうした経験は、たんにお金のためだけじゃなく、「働くこと」が心に与える大切な影響を教えてくれるものです。
お金のためだけじゃない?働くことの価値
働くことで得られるのは、金銭的な報酬だけではありません。
働くことで得られる“心の報酬”
| 心の報酬の例 | 説明 |
| 達成感 | 仕事をやり遂げたときに感じる満足 |
| 承認感 | 誰かに「ありがとう」「助かったよ」と言われる体験 |
| 自己成長 | 前より出来ることが増える、自信がつく |
| 社会とのつながり | 誰かと関わり、社会の一員としての実感がもてる |
もちろん、働くことで疲れたり、失敗して落ち込んだりすることもあります。でも、「ちょっと嬉しい」「誰かの役に立てた気がする」そんな小さな喜びの積み重ねが、「働く意味」につながっていきます。
働くことが心にもたらす影響
働くことは、精神的な面でも多くのプラス効果があります。
たとえば、厚生労働省の資料では、「働くことは心身の健康を保つ要因にもなる」とされています。
働くことのメンタルへの影響
- 生活リズムが整う
決まった時間に起きる・出かける習慣ができることで、生活の安定に繋がります。 - 役割や居場所ができる
職場での役割を持つことで「自分はここにいていい」と思えるようになります。 - 達成感が得られる
小さなことでも「できた!」という実感は、自己肯定感の回復にもつながります。
もちろん、「無理に働けば良い」ということではありません。自分のペースで、必要な準備をしながら「働く」に近づいていくことが大切です。
人それぞれの「働く意味」
では、具体的に「働く意味」にはどんなものがあるでしょうか?
実際に支援の現場でも、いろいろな声を聞くことがあります。
ある利用者さんたちの声
- 「親を安心させたいから」
- 「自分のお金で好きな物を買いたい」
- 「生活保護から自立したい」
- 「人と関わるのが怖くなくなりたい」
- 「職歴がなくて不安。だから一歩踏み出したい」
- 「“自分にもできる”という経験がほしい」
これらはすべて「働く意味」です。
意味の大きさや立派さではなく、「自分にとってどんな意味があるか」が一番大切です。
今はまだ見つからなくても大丈夫
「正直、今はまだ働く意味なんてよく分からない…」
「働く気力がわかない…」
そう感じている方も、もちろんいらっしゃると思います。
でも、それで大丈夫です。
無理に答えを出す必要はありません。
私たちは、「見つけられていない」状態からでも始められる場所です。
たとえば、就労移行支援の現場では、こうした気持ちを大切にしながら支援しています。
- 毎日少しずつ通うことから始める
- グループワークで人との関わりを練習する
- 自分の得意や苦手を知る「自己理解」のワークを行う
- 支援員と一緒に「将来の目標」を見つけていく
少しずつ、焦らずに。
そして「働く意味」は、自分の経験の中から、自然と見えてくることもあるんです。
まとめ:あなたにとっての「働く意味」を一緒に探しましょう
働く意味は、人それぞれ違っていて当たり前。
それが分からないと悩んでしまう時期も、誰にでもあることです。
でも、少しずつ行動してみることで、きっと自分なりの「働く意味」が見えてきます。
私たちは、その「見つける旅路」を全力で応援しています。
「仕事がうまくいかない…」
「就職したいけど、何をすればいいか分からない…」
「今は自信がないけど、変わりたい…」
そんなあなたへ。
どうか、ひとりで悩まず、まずは私たちに相談してみてください。
小さな一歩から、あなたの未来が始まります。